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プロフィール

本が積まれている古書店

はじめまして。
辛党なのに甘いものにも目がないソマリです。
このページでは、このブログの始まりとして自己紹介させていただきます。

私にとっての絵と本

落書きをしている子供

私は台湾出身の私は、幼少期の頃に渡日しました。
日本語は学校へ入る前に自宅学習するも、”ひよこ”と”とり”の違いも分からないレベルでした。
そんな言葉も文字も分からない私が、新しい国の新しい学校で孤独にならなかった理由の1つ。
それが「絵」を描くことでした。

また、言葉と文字を覚えるために、通常授業とは別で特別学級にも通い、児童文学から絵本、紙芝居も沢山読みました。
学習に役立ったのはもちろんのこと、それらから得たイメージを絵にすると、クラスのみんなとのコミュニケーションはますます活発で楽しいものになりました。

「絵」は、本当に素晴らしいコミニュケーションツールです。
そして「本」はそのツールを更に強化してくれる最高のデータベースです。

余談ですが、家では映画やアニメも沢山観ました。
ビジュアルで楽しめるSFファンタジーや、インパクトのあるホラー。
特に細かいニュアンスが分からなくても楽しめるジャンルをよく楽しんでいました。
今でもその影響は残っています。

生活のために手放したもの

水辺で落ち込んでいる女性

進学のために上京した私はだんだん描くのを止めていき、気づけば本当に描けない人になっていました。
描きたいという欲求はあるのに、描き(表現し)たいことがないのです。

当時の私は小さなアパートでの1人暮らし。
少しでも節約をしたくて、長年大切にしていた本たちを、ある時に思い切って処分してしまっていました。
また、少ないスペースを確保するために、新しく何かの作品に触れることもしませんでした。
何年もの間、生活のために息をするだけの日々をただ過ごしました。

この時の私は空っぽだったと思います。

今思えば、私が処分して手放したものは私自身だったのです。

好きな作品を通して蘇る気持ち

水辺で両手を上げている女性

やがて転職したものの、今度は忙殺されるがままの日々となりました。
昼も夜も朝も深夜も土曜祝日も働き詰めで、心身ともに限界で休養することにしました。
私はそこで初めて自分の望みについて耳を傾けてみたのです。

私は私の好きな世界に思う存分没頭したい!

一度耳を傾けたら、その声は日を追うごとに強くなっていきました。

好きな本に囲まれたい。
好きな作品に浸っていたい

好きな本や作品に触れていると今度は創りたいという気持ちが溢れ出しました。
こうなったら、興味のあるものに片っ端から手を出すしかありません。
ずっと触れてこなかったのだから、ツールなんて勿論触ったことのないものばかりです。
経験値ゼロからのスタートです。

ブログを通じて

本から紙吹雪を飛ばす女性

ゼロからのスタートを切った私の一番の問題は参考書でした。
Webで情報は拾えますが、まとまった1冊があった方が便利です。
でも、超初心者レベルで基礎中の基礎から学び直したい時、どの本を選べばいいのか迷いました。

内容が難し過ぎたり、自分がやりやすい順番とは違う構成の本だったり。
あれやこれやと買っては積み上げていくだけ。
正直、懐にも痛いです……。

そんな私のような方のお役に立てればなと思い、ブログを立ち上げました。
このブログには、私自身が実際に使ってみて良かった参考書やツールの情報を載せていきます。
また、インスピレーションを得た物語や作品、心を動かされたものなども沢山共有したいと思います。

このブログを通してあなたが素敵な一冊に出会えたら、とても嬉しいです。